竹原 瑞葵

道路や堤防を新たに建設する際、工事に必要な土地(用地)を取得しなければなりません。その土地や土地の上にある物件(建物や立木等)を調査し、所有者が物件を移転するために必要な補償金を算定します。私は主にその補償金が適正かどうかを点検する仕事をしています。

基本的にデスクワークですが、現地での確認のために現場に出る機会もあります。その時、前年に書類を点検した建物が解体され、道路になっているのをみて、社会に少しは貢献できたかなと感じます。

用地の仕事は土木関係のように大学等の専門学部がありませんので、全員が知識ゼロからのスタートです。私もまだまだ知らないことがたくさんあり、日々の実務と研修で知識と経験を身につけています。一緒に用地を学んでいけるかたとお仕事できると嬉しいです。